魔性の釣り
南伊豆、中木釣行第二幕・・
岡牛根に上げてもらってまず西風の影響の無さと釣場の広さに驚き今までこの中木や周辺の磯で竿を出してる中で一番嫌な風を感じない瞬間でした。でも表側に出れば西風の風速は10m以上は確実に吹いてます。 いつも乗っけて頂いてる沖牛根の先にUPした画像の状況を見て頂ければ分かる様にまずこの状況で上げてくれる事は無いと思ってた僕等ですが・・船を出してくれた船長に感謝です!ホンとに感謝です! ・・・そして 場所を決め各々仕掛けをセットし釣り開始。水温は16度チョイ。前日は上り潮から下りとの事。 沖牛根だったら上り潮には絶対の自信のある市来氏にすぐさまアタリが!幸先がいい気配・・ でも何か微妙な魚の動き・・側線に黄色いライン。 ・・・イナダの様です。でもこの時期のは魚体もデップリのいい魚でしたが・・ すぐさまにお帰り頂き本命の口太メジナを狙います。 各々、浅い仕掛けから深い仕掛け。重い仕掛けに軽い仕掛けと色々試してます。 サラシの際で尾長メジナ。際で口太メジナ。 特にこの年末の時期、南伊豆周辺で人気のブダイ。 でも満足出来るサイズではないいんですが・・楽しいんですよねぇ。 15時の納竿時間迄に何度かのドラマもありました・・ 竿を満月に撓らせたまま「ゴリ巻き」という真っ向勝負に出て針をのばされて凹んでる事とか・・いいサイズだったかもね。 でも簡単に釣れない状況に楽しさを感じ確実な釣果をも期待出来ないこの釣りに魅力を感じてる僕等。 鵜沢さんも「フカセ釣り、難しいから面白い!」ってサインなさる時には必ず書いてる名文句。 強風や逆光と邪魔する状況、環境の中でコマセを打ち仕掛けをコントロールし自分のイメージしたところへ仕掛けを運び食わす・・そして竿を絞る魚とのやり取りし玉網の中に収まる瞬間まで気の抜けないこのプロセスを楽しむ事を頭と身体が覚えてしまうと簡単には抜けられない魔性のお遊びです。 だからみんないつになく考えてます!この状況を打開してデップリとした口太メジナを手中に収める事を・・ その為に試行錯誤します。朝から仕掛けが変わらないなんて在り得ないし考えられないです。 そしてその結果が貧果でもなんだか楽しいんです。(ちょいとはヘコみますが・・笑) 帰りのR136は反省会をしながらの道すがらが何か楽しいんですよね・・ さて明後日、ナライならまた中木行こうかな〜? ばぁちゃんにも年末の挨拶もしてなかったしな!
2007年12月24日 09:57【 スタッフ釣行記 】
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