ダイワの新ガイド搭載のトーナメント剛剣、競剣シリーズ。




その中でもHR1、85-53は神子元島の激流を想定して作ったんじゃないの?

・・って思う。2号じゃやり過ぎだし1,5号じゃ心許無いと思ってた矢先、このシリーズが発表されお披露目されたの去年のマスターズ関東大会からちょっと過ぎた10月,海難事故発生。神子元島のそれもよりによって時期はズレるも2隻!それも冬場の良型口太のホットスポット確定のエビ根とカリトの鼻付近に立て続けに貨物船が座礁した・・それから10ヶ月間の立ち入り禁止によりこの機体の購入は先送りに・・

時は流れ・・

5月中旬のある日・・

三軒屋さんの静男船長から相棒へのTEL

「お上の許可出たから24日から神子元解禁するぞ!だから来い!」って・・勿論即答でOKです。

条件付ながら解禁されたのは5月24日。

この日は沖青根の裏側で持ち合わせの「競技52」でイサキを主体に狙うが不発だし不満。

「何か面白くない・・何か変えないと・・」

・・と言う事で購入。

で・・

6月6日。

この竿に最もふさわしい舞台、神子元島の「沖青根」や「カメ根」で使用する事を前提にR135、136号を南下。出船港の手石港に向かいます。3時30分集合。4時出船。所要時間15分。長崎、平戸のあじかさんから譲り受けた「ブラックエンゼル磯治丸」はやっぱり速いし何より気持がいい!

この日も渡して頂いたのは「沖青根」

本島との間に流れる潮流は走り出すと本流というより奔流と化す。

このロッドを使用するにはちょうどいい・・

HR=本流。特別誂え。

流れの中で負けない穂先と腰の強さをバランス良く設定。SVF素材のしなやかさと重量の小さなウキでも吹っ飛んでいくIMガイドのライン放出性能と僕自身、久しぶりに使ったガイド竿なのに竿先に糸が纏わりついても軽く振る程度でとれてしまう事に驚き掛けると腰がきれいに曲がり魚を暴れさせない。流れの中を泳がせて寄せてくるイメージ。

これは本流の中で喰って磯際で暴れまくる尾長メジナ、この時期最も旬のクセして口のまわりがとってもデリケートな抱卵イサキを狙っていくとっても重要な竿の性能です。

凄いッ!の一言。監修したであろう鵜沢さんの息吹が伝わってきました。・・多分。

シリーズもかなり広くラインナップされています。ソリッド穂先、50シリーズ、HRタイプと・・

今回使ったHRシリーズはこれからの時期は今回の神子元島や中木のカツオ島、伊豆離島などの激流場での活躍が期待できます。

ご興味ある方は是非。

「神子元はやっぱり気持ちイイ〜〜!」

本当です!汗









2008年06月09日 13:54【 スタッフ釣行記