新島 磯釣り道中編・・その弐
後半戦・・
この後、1時間位、この本流の勢いは緩まなかったのだが・・ その流れの勢いが少し緩んできた3時過ぎにいきなり幕は上がった・・ 初沖磯の洋平君も食わせてる。初めて磯に上がり暴力的な尾長の引きを体感している。 2階所属なのに磯釣り?って思うけどいろいろと応用が効く「釣りのエッセンス」みたいなモノがいっぱい詰ってる釣りだからこれからもやり続けてくださいね!特に沖磯では予想外の魚も釣れるから緊張感あるし・・っさ! この喰いっぷりは小一時間、止まらなくて、ちょっと腕が痛くなってきてた。 20枚は釣っただろうか・・群れがそうなのだろうか・・みんなで40センチ前後の尾長の入れ喰い。(半島周りでこんなになったら大変だなぁ・・) 時折、45オーバーも何枚かタモに収まった。でもここは離島の沖磯。欲を出してハリスの号数を上げ張り直して50UPを狙ってみるが群れが変わったのか35センチ位の尾長がウキを引ったくり始めた。 勢いのあった足元を洗う本流も徐々に磯場から離れて、ナダラ周辺は離れた本流に引っ張られるかたちで緩い引かれ潮になりはじめて流れの向きが30分前とは逆に変わりつつあった。 こうなったら・・サイズが上がらなくなった35サイズの尾長を数釣りするよりも、この周辺(新島から神津島)のもう1つのお楽しみお魚。 ジャンボイサキ。 夕マズメが近づく時間帯に50センチを越す特大イサキの居る場所を見つけてその場所付近を狙うと習性的に群れで行動してる魚の為、上手くいくと大量捕獲可能で磯上で乱舞する。本気で狙って仕掛けを組んでみた。このサイズのイサキが磯竿に乗っかるとホンとに楽しいし仕掛けを張るとかタナの調整とかやり取り迄の一連の基本的な所作のプロセスを体で覚えるには格好のターゲットであって尾長ほど暴力的に引かないため疲れがないし飽きない・・ 状況的に判断し竿1本〜一本半を目安にタナを取り流していくが・・当たらない。それどころか餌も摂られない。 もしかして?青物でも居る?の・・って思いながらコマセの滞留しそうな潮の合流点や反転してる場所、流れの中、いろいろとタナを変えてみたり仕掛け自体の重さを変えてみたりとやってみたが一向に反応がない・・ あららです・・この時期の夕マズメには必ずって言って良いほど釣れていたイサキが・・ 今年の海況がなんらかの変調を来たしてるのかって思いましたし毎回、同じ状況、パターンなんて全くない事を再認識した新島の沖磯でした。梅雨が明けるまでの沖磯は魅力的ですが明けてしまうと体力勝負なとこがありますが・・熱中症や日射病等に御注意下さい!水分は余る位に持参してください!曇りの日でもなりますので・・ 同行の3人組はカンノンズシロと言う足場の激悪な磯に上がり・・ ・・追伸。 内地に帰って来て知った事ですがこの時期、伊豆諸島の北部から三宅島にかけて冷水塊が出来ていたそうです・・ 今度は島の夜釣りでジャンボイサキ?・・かな?
2008年06月21日 12:50【 3F 海 】
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